格安SIMのメリット

格安SIMとは
格安SIMのSIMとは、携帯電話(スマートフォン)に挿入されているSIMカード(ICチップ)の事です。
SIMカードがあれば、電話やインターネットが利用する事が出来ます。
なお、格安SIMとは、その名の通り「キャリア(docomo・au・softbank)」よりも月額料金が安く利用する事ができます。
どのくらい安くなるかと言うと、通常の月額料金の3分の1から半額程度になります。
格安スマホ、格安SIMの特徴は?
自分の使い方に合わせた豊富なプランが選ぶことができるのが特徴の格安スマホ。
料金プランはMVNO(格安SIM業者)によって千差万別。
また同じ会社でも容量によって割安に感じるプランやそうでないプランもあります。
お得に使うのであれば様々な格安SIMを比較して自分に合った物を選ぶ必要がります。
格安SIMのメリット
- 月額料金が安い
- キャリアのような最低利用期間(2年縛り)がない
- 自分の必要な分だけの支払い(無駄を減らせる)
- オプションサービスは必要な分だけ
- キャリアと同じ通信サービス
- 独自のお得なサービスが豊富
1.月額料金が安い
格安SIMの特徴的なのが月額料金が安い事です。
データSIMなら500円以下で使うことができ、月額2000円以下でキャリアと同じように使うことも可能です。
もちろん音声通話(電話)可能SIMでもMNPを利用すれば現在の電話番号をそのまま使用することも可能です。
格安SIMを利用した場合どのくらいお得になるか比較してみました。
格安SIM | キャリア | |
通話基本料金 | 20円/30秒 | 2,700円 |
ネット基本料金(キャリア推奨の5GB) | 2,000円 | 5,400円 |
インターネット接続料金 | 0円 | 300円 |
メールサービス | 0円 | 300円 |
月額料金(合計金額) | 2,000円+通話料 | 8,700円 |
上記のようにインターネットの高速通信量は同じ容量なのに5,000円以上もの差がでます。
キャリアと同じ設定でも格安SIMなら5,000円以上お得に使うことも可能です。
2.キャリアのような最低利用期間(2年縛りがない)
通常キャリアの場合2年以内の解約では解約手数料(9,500円)が発生します。
格安SIMの場合データSIMでは基本的に解約手数料は発生しません。
通話可能SIMの場合は6か月~12か月の縛りがある場合もありますが、キャリアと比較した場合、期間は短いですね。
最低利用期間が短いというのも格安SIMならではのメリットです。
3.自分の必要な分だけの支払い(無駄を減らせる)
格安SIMの特徴として沢山のプランから自分に合ったプランを選べるというもの。
自分に合ったプランを選ぶことで無駄な出費を減らすことが出来て月額料金を抑えることが可能です。
自分に合ったプランとは
格安SIMでは、契約時に使用する高速データ通信量を選ぶことが出来ます。
その為、動画などあまり見ない方であれば、3GBプランを選べば毎月不便なく格安でインターネットが可能です。
なお、毎月の通信量がわからない方は、「通信制限の残りの通信量の確認方法(docomo・au・softbank)」にてご確認ください。
4.オプションサービスは強制加入では無い
携帯電話を申し込みに行くと、余計なオプションを付けられ後で解約してくださいと言われる事ありませんか?
格安SIMなら余計なオプションサービスに入る必要がありません。
5.キャリアと同じ通信サービス
格安SIM(MVNO)ではキャリアと同じ回線を利用しています。
その為、格安SIMに変えたから電波が入らないということは基本的にはありません。
MVNOはキャリアから回線を一部借りてサービス提供しているため、キャリアと比較した場合、若干通信速度が遅いと言う事がありますが、通常使用では特に問題はありません。
6.独自のお得なサービスが豊富
格安SIMのMVNOは独自のサービスが豊富です。
たとえば【楽天モバイル】でしたら楽天市場での買い物でもらえるポイントが2倍やDMMモバイルならDMMポイントがもらえるなどのサービスを行っています。
このサービスを上手に利用すればさらにお得に使うことが可能となっています。
格安SIMのデメリット
格安SIMには少なからずデメリットもあります。
購入前にデメリットを理解して、こんな筈ではなかったと言う事にならないようにしましょう。
- キャリアメールが使えない
- 沢山通話する場合は割高
- キャリアのようなサポートが基本的にない
- 設定は自分で行う必要がある
- 端末を用意しなければならない
1.キャリアメールが使えない
「docomo.ne.jp」や「i.softbank.jp」といったキャリア独自のメールが使用できなくなります。
最近ではGmailやLINEが主な連絡手段となってきており使用頻度は減っているかと思いますが、やはり使えなくなるとなると少し不便になります。
2.沢山通話する場合は割高
格安SIMには通話し放題というサービスはありません。
通常と同じように通話した場合は、料金一律で20円/30秒となります。
最近ではIP電話が普及し格安SIMでも無料で利用できるものもあるため、IP電話や通話料金が半額になる通話アプリをうまく利用すれば通話料金を抑えることが可能です。
3.キャリアのようなサポートが基本的にない
格安SIMでは基本的にサポートがありません。
もしなにかわからない場合は自分でインターネット等で調べる必要があります。
4.設定は自分で行う必要がある
サポートが基本的にないため最初の初期設定は自分で行う必要があります。
初期設定はそこまで難しいことはありませんが、格安SIMは機種により使えない場合もあるため注意が必要です。
もし心配な場合は格安SIMでも格安スマホがセットになったものがあるためセット購入をおすすめします。
格安スマホの購入については格安スマホおすすめ!【安いのはコレだ】をご覧ください。
5.端末を用意しなければならない
格安SIMを使うには対応している端末(スマホ)が必要となります。
以前使っている、または現在使っている端末が使用できない場合新たに購入する必要があります。
格安SIMを使うために必要な端末について
SIMフリー端末
基本的にSIMフリーモデルを使用すれば全ての格安SIMが使用可能です。
沢山の機種が出ている為、初めて格安SIMを使う、現在使っている機種が対応しているかわからない、という方はSIMフリー端末がおすすめです。
docomoの端末
キャリアから購入したスマホでもdocomoの端末ならdocomo回線の格安SIMが使用可能です。
格安SIMはほとんどがdocomoの回線を利用しているため格安SIMの選ぶ範囲も非常に多く特に問題はありません。
docomo回線を利用している格安SIM業者でおすすめなのが、楽天モバイルです。
料金も安く、キャンペーンも豊富です。
auの端末の一部
au回線の格安SIMを選ぶことで一応ですが利用可能です。
一部機種(VoLTE対応機種)では使用できないことが多くあまりおすすめはできません。
格安SIMを購入して使用できないという事もあるためもしau端末しかない場合はSIMフリー端末の購入をおすすめします。